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【授業レポート】生きづらさという困難を抱えた女性の支援について|精神保健福祉士養成科(夜間部)

2025/03/18

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

本日は精神保健福祉士養成科(夜間部)の授業風景をご紹介いたします。

 

 

「生きづらさという困難を抱えた女性の支援について」のテーマで特別授業が行われました。講師にはソーシャルワーカーの橋本久美子様をお迎えし、現場での実践的な支援について学びました。

 

生きづらさとは?

橋本先生は、「生きづらさとは何か」「どこに生じるのか」「どのように関わるべきか」について解説しました。

生きづらさは明確な境界があるものではなく、個々の状況や環境により変化するものです。そのため、支援者には柔軟な対応が求められます。

 

風テラスの取り組み

橋本様が携わる「風テラス」は、性風俗業に従事する女性のための無料生活・法律相談サービスです。

風俗業に従事する女性たちは、職業上の偏見や孤立、多重の不安を抱えることが多く、相談できる場が少ないのが現状です。

風テラスでは、相談の経験を通して安心感を提供し、生活支援や法的支援を行っています。

 

風テラスの主な支援内容

食料支援(2021年開始、全国282世帯へ配送)

自助グループの運営(孤立しやすい女性たちのための交流の場「女の子たちの60分フリー」)

リスクを減らす情報発信(SNS上での誹謗中傷やトラブル対策など)

弁護士・ソーシャルワーカー・インターン向けの研修やイベントの開催

 

 

さらに、刑事司法ソーシャルワーカーとしての視点から、罪を犯した女性たちの支援についても説明がありました。

彼女たちは、障害や依存症、母親としての責任など、さまざまな問題を抱えています。

支援者としては、彼女たちが「自立=ひとりで生きる」ではなく、「適度に誰かに頼ることができる」ことを目指していく必要があると語られました。

 

支援は、ただ解決を目指すのではなく、相談する経験を通して生きる力を養うことが重要です。

生きづらさを抱える女性たちは、それが当たり前の状態になっており、支援を求めること自体に慣れていないことが多いのです。

そのため、まずは「相談すること」を経験し、そこから解決の道を探ることが必要だと話されました。

 

支援の現場から見える“生きづらさ”について学ぶ貴重な時間となりました。

 

 

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