2025/02/20
こんにちは!日本福祉教育専門学校です。
今日は、失声症と失語症の違いについてお話します!!
自分の声が突然、出なくなったら・・・
昨日までは会話ができていたのに、声の出し方がわからない・・・
声が出ない症状は神経麻痺、ポリープ、腫瘍などの声帯の異常で起こります。
しかし、明らかな病気がなく、精神的な要因で声が出なくなる場合は「心因性失声症」と呼ばれます。
特に女性に多く、思春期から30歳前後の発症が多いとされていますが、小児でも発症します。
失声症とは、声帯の振動がなくなり声が出せなくなる状態です。
失声症は、失語症とは全く異なった症状です。
一方、失語症は脳の損傷によって言葉がうまく使えなくなる症状で、声が出なくなるわけではありません。
失語症は言語聴覚士による言語訓練などのリハビリによって改善が期待できます。
心理的ストレスが原因で突然声が出なくなることがあります。
かすれ声やしわがれ声になり、会話や仕事に支障をきたすこともあります。過呼吸を引き起こすこともあります。
職場のストレス、人間関係の悩み、満たされない欲求など、心理的要因が大きく関係しています。
声帯や口腔内を検査し、問題がなければカウンセリングでストレスの原因を探ります。
心理テストでストレスの深さや性格傾向をチェックすることもあります。
ストレスが軽減されると自然に治ることもあります。
異常がなければ精神科や心療内科、音声専門外来*を受診し、カウンセリングや発声練習を行います。
必要に応じて精神安定剤を使用することもあります。
*音声専門外来とは…
声が枯れる、うまく出ない、長時間話せないなどの症状に対応する外来です。
風邪以外の原因で声に不調を感じる方が受診します。
心因性失声症は、自分を見つめ直す機会でもあります。
ストレス管理を意識し、無理をせず心身のバランスを大切にしましょう。周囲のサポートも重要です。
・音声衰弱症:発声できても次第に声が弱くなる。
・けいれん性発声障害:声帯の筋肉が過緊張し、絞り出すような声になる。
声の悩みの横には言語聴覚士がいます
失声症の悩みに寄り添い、カウンセリングや発声訓練を一緒にしていくのは言語聴覚士です。
言語聴覚士を目指すきっかけになったのが「自分の失声症の克服」というかたも少なくありません。
ぜひ、言語聴覚士についてもっと多くの方に知っていただきたいと思っています。
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2025年4月入学もまだ間に合います!
通学2年で国家試験受験を目指します。
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■2月24日(月・祝) 13:30~15:30
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